昨年の冬、サウナの帰りにGOアプリを使いタクシーに乗った。 帰路に向かうのに、その運転手は私を乗せてからずっとタクシー仲間の批判や、世の運転手のダメ出しなどを話す。 私は、聞きながら気の毒に頷き、返答もしていたが、彼は最後は壊れたラジオの如く一人で話をしていた。 そして今日、歯医者帰りにGOアプリを使ってタクシーを呼んだ。...
批判と文句の境が「この度不明」とお詫びして書かせてもらう。 私、ここ数年、買い物が詰まらない。 その① 接客の時に、当たり前のことを言いながら近づいてくる店員さん。 店員「よかったら、広げてみてください」 私の心の声 ”もちろん、気になれば広げます” 店員「その他に色違いもあるんです」 私のリアル声「他にどんな色があるんですか?」...
NHKで音楽家故坂本龍一氏の癌の余命宣告から亡くなるまでのドキュメンタリー番組を観た。 坂本龍一氏のことはほとんど知らなかったが、あることがきっかけで、彼のことをもっと知りたいと思った。 『外苑前の銀杏並木を切るな!』という抗議文を都知事に送ったという。...
今年の1月から1年間、文章の習いを始めた私。 課題をもらい、書いて提出する。 1月の初回に課題が出た。 課題:38文字✖️30行、縦書き、A4  1〜2枚word形式 テーマ:忘れられないあの光景 さて、元気をもらえる光景・・・ 初日から頭の中でぐるぐると検索して、30日はあっという間に経ってしまった。 締切の20分前になんとか書き終え、メール送信。...
『アトリエの卒業式』 40歳代から毎月通っていた陶芸のアトリエが今年の春に、土地のオーナーの都合で閉まることになった。 このアトリエは私の転機のきっかけを作ってくれた思い入れのある場所。 職場の戦闘(先頭)に立ち、鎧を着て、気を張った仕事ばかりしていたからか、すっかり私らしさを忘れていたことを思い出させてくれたのだ。...
昨夜、走る息だけ聞こえるLINE電話が姉からきた。 間違えて掛けたのかとこちらから掛け直すと「父が救急車で運ばれ、今実家へ走っている」という。 私もすぐ着替えてタクシーに乗った。 ガタガタ雪道を走っていると運転手が話かけてきた。 除雪が行き届かない市長への文句や、北広島の球場が遠くて行くのが大変だという巷の話題。...
今年から習い事を始めたことを前回のブログで書いた。 毎回、テーマを与えられ原稿用紙400字を2枚ほど書くのだが、 今回のテーマが「子供の頃に見た景色で、思い出すといつも勇気づけられる景色について」 というもの。 お題が出てから毎日考えるが、景色が多数ありすぎて定まらない。 また子供って何歳くらいまでを言うのかな、など考えるとグルグルしてくる。...
言葉を意識したのはいつからだろう。 はっきりと記憶にないが手元にあるのは小学一年生からの詩集。 授業だったのか定かではないが原稿用紙に下手な字で、 日頃、目にして感じたことを書いている。 この頃からだろうか。 2年生の時、「机の上の菊の花」という題で詩を書いた。 「お母さんが菊の花を切っていた。 わたしはそれが欲しいと思った。...
その大坊珈琲は私がよく通る青山通りに面する小さなビルの2階にあり、 連れて行ってくれる日まで存在を知らなかった。 大坊珈琲店の扉は地球から知らない惑星へと瞬時に変える魔法の扉だった。 何もかもに頭を打たれた。 わたしは何故、この店を知らなかったのだろう。 もっと早く知って来ていたら。 悔やむ思いが湧き上がった。...
音楽を聴けばその音楽に影響される。 香りと同じで、すぐに神経を刺激するからだろう。 私は起きて、気持ちよくスタートをする準備の一つに音楽を選んで掛けている。 向こう側から一方的に聞こえてくるテレビは好みでないのでほとんど見ない。 耳障りになって心が気持ち悪くなるのだ。 耳から入ってくる言葉はそれだけ心を左右する力を持っている。...

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