私の課題

今年の1月から1年間、文章の習いを始めた私。

課題をもらい、書いて提出する。

1月の初回に課題が出た。

課題:38文字✖️30行、縦書き、A4  1〜2枚word形式

テーマ:忘れられないあの光景

さて、元気をもらえる光景・・・

初日から頭の中でぐるぐると検索して、30日はあっという間に経ってしまった。

締切の20分前になんとか書き終え、メール送信。

後日、先生からの生徒らへの提出物のリターンを見て、汗が出た。

私の提出物のリターンがない。

他の生徒の提出物を見ると形式が私と異なっている。

ある人は、A4を横使いに、文字を右上から縦に左へと行を横に書いている。

ある人は、A4を縦使いに、文字を左上から横に右へと行を下へ書いている。

私はというと、A4を縦に、文字を右上から縦に左へと行を横に書いたのだ。

誰もそんな読みにくい形式の人はいない。

課題をもっらった時に形式を確認をすればよかった。

書き始めるのがギリギリだったのもの敗因である。

締切間近の夜中に、担当者へ形式の確認メールをするのもどうかと思い、不思議なまま提出したのだが、

ありゃ先生も読みにくかったのだろう、だからリターンがないのかも。

先生からのリータンがないとわかってから担当者へA4サイズを縦使いにし、英字のように左上から右へと書く形式に直して再度提出しましょうか?と確かめるようにメールした。

担当者から「今回は直さなくて良い、次回の課題と一緒にリターンすると先生より」と返事が来た。

初めての課題提出なのだから、もう少し丁寧に課題表記をしてほしかったな、高い授業料なのに、と

自分の理解力不足を棚に上げて文句を言いたくなった。

冷や汗を掻きながら、小学1年生になりたての私が出てきた。

あの時も自分の家から小学校への地図をB4サイズの紙に書くように言われたが、

何度書いても家と学校が紙に収まらなくて、半べそ書いている私に先生が『どうして他の生徒みたいにこう書けないのよ!』と、綺麗なブロック調の街並みを書いた地図を見せられた。

私の、記憶を頼りに書いたアドベンチャー的な地図とは大違い。

その時、私の脳裏に浮かんだことは「この先、私はこの環境で生きていけるのだろうか」だった。

あーあれから50年余り、経験という財産が私の杖になったのだろう。

何とか今日まで生きてこれた。

さて、またギリギリに頓珍漢な課題提出にならぬよう、今回は3日前の今日から取り掛かるとするか。