文句婆さん

批判と文句の境が「この度不明」とお詫びして書かせてもらう。

 

私、ここ数年、買い物が詰まらない。

その①

接客の時に、当たり前のことを言いながら近づいてくる店員さん。

店員「よかったら、広げてみてください」

私の心の声 ”もちろん、気になれば広げます”

店員「その他に色違いもあるんです」

私のリアル声「他にどんな色があるんですか?」

店員「ベージュと、グレーと、あとブラックがあります」

私のリアル声「では、ブラックを見せてください」

店員「あー、すみません、ブラックは全店完売になっているんです」

私の心の声 ”なら言うな!”

 

その②

久しぶりにある高級ブランドでバックを買った時。

店員「お客様、私どもにお名前は登録されておりますか?」

私の心の声 ”当時と苗字ちがうし” リアル声「しておりません」

店員「それでは登録をお願いします」

  *住所、氏名、職業、会社名、携帯番号、性別、メールアドレス

  「それと身分証をご提示ください」

私のリアル声「お取り寄せできるか調べて貰うだけでも全部書かないといけないのですか?」

店員「はい、世界共通同じようにしております。お客様のお名前、ひらがなでなく漢字にしていただけませんか?」

私のリアルな声「登録はひらがなにしたいのですが」 心の声”防犯を兼ねているのよね”

店員「身分証と同じでなければ困るので」

私の心の声 ”身分証、って。随分、上から目線のブランドだな”

リアルな声「もし、在庫がなくて、買わない場合はこの登録は削除してくださいますの?」

店員「いえ、こちらはカスタマーとして名簿に登録させていただきます」

私の心の声 ”カスタマーの定義は何⁉︎ 買わなくても客なのか?”

 

その②では、在庫があり、結果、買うことになった。

買いに行くと初回の時より丁寧な接客になり、それが余計にカチンと来てしまった。

品の保証書も今ではエコとかでプラスチックのギャランティカードを廃止したらしく、

メールアドレスに保証書が届くので保管しておくように言われた(紙素材ではだめなのか!)。

 

40年ほど前、PARCOへ洋服を買いに行くのに、来て行く服がない!と、部屋で脱ぎ散らかして床につっぷした私。

こんにち、綺麗に着飾ってまで行きたいと思わせる羨望の店はいずこに。

これも時代なのか、それとも婆さんになったからか。