深夜、寝ようと思いパソコンを閉じる寸前に問い合わせのメールが入った。
相手さんもお返事をまっているかもと思ったので、閉じるのをやめて返事を書いた。
すると、ベッドに入った私の携帯にメール着信が。
このまま見ずにすませればよいものを、パソコンと連動しているメールを覗くと、先ほどの問い合わせの方からで、
「この後どうしたらよいかご教示頂きたいです」とある。
わたしはこの最近見かける「〇〇たいです」の語尾が苦手だ。
例えば、していただけると幸いです。とか、していただきたく存じます。とか、いただきたいのですが。とか。
少し語尾が優しいと、「わかりました、では明日朝、ゆっくり丁寧にお返事いたしますので、今夜は寝させていただきますね」となり、
翌朝に気持ち良い目覚めのあとパソコンへ向かうのだが、
「頂きたいです」は「困ってます。やはくして欲しいです‼︎」に感じてしまう私。
「待っているのかも」と脳裏をよぎるのでベッドの上から携帯の細かい操作をしてお返事を書いた。
翌朝、起きると目がゴロゴロと違和感を感じよく目が見えない。
寝ているうちに何か?あ、暗闇で返信したメール云々の作業のあれかとわかると、起き上がりもせず両目に目薬を刺しながら「だから、何度もベッドで携帯みるのをやめましょうっていってるでしょ!」と自分の頭を小突いた。
そうだ、あれから「頂きたいです」さんはどうしただろう。
パソコンへ向いメールをみると「無事にできました」と早朝に返事が来ていた。
ふと、深夜のベッド上からの返信の後にまた「頂きたいです‼︎」と返事がきていたらどうしていただろうと思った。
読めば気になるメールの返信、いつまでと期限があれば楽なのだが、
特に「〇〇たいです」のときは。