日増しに座る時間が増え、目や肩や腰ばかり凝る現代社会。
一日どの程度、椅子に座っているのだろう。
習い始めた中医学では1日座っていることは1日タバコを吸うことより身体に悪いそうだ。
はて、自分はどうだろう。
1日の座り時間をカウントしてみると睡眠時間と同じくらい座っていた。
接骨院やマッサージ屋さんでも肩こりランク女性No,1を取ることができるわたし。
食べる、書く、読む、観る、飲む、乗る、捏ねる。
座る・座る・座る・座る・・・
こんな時代に生きて、こんな生活を続けていると数年後に膝が悪い、腰が痛いというのは必然的になるのでは。
自分で人生をつくっている気がしながら、まんまと時代のスパイラルに飲み込まれているのだ。
生活態度を変えよう。
そう思うと引力に引っ張られて地中に還ろうとしている自らの脂肪達をのほほんとさせてはいられない。
肩や腰が固いのに、脂肪がのほほんと下にいくのは許せん。
「老いを避けることはできないが、老いを遅らせることはできる」
カーンと頭で鐘がなり、指はパーソナルトレーナーの予約をしていた、ポチ。
こういう時の自分の迷いない行動には感が働くらしい。
あれこれ物色している時は見つけられないのにこの時はビンゴ‼︎に見つけるものだ。
そう!私はこれから変わるのだ!変えるのだ!
こうして私は引力に抵抗し、座る毒時間を減らす日課がスタートしたのである。