ミミズの棲む手帖

昨夜は用意していた2018年の手帖にスケジュールを書き込んでいた。

毎年、毎回思うことは1月はとても丁寧に書いている文字が

2月3月となるとミミズか?という形に変わり、

夏頃には干からびた姿になっている。

これではいけないと夏の終わりに姿勢をただし、

また秋から丁寧に文字を書き始めるのだが気づくともう年末という始末。

初心はすぐに忘れてしまうものだなと苦笑してやり過ごしてきたが

最近は朝に手帖を開く時に手を合わせるようにしてみた。

すると何故か字が丁寧に書けるではないか。

さては毎日生きているのが当たり前というエゴがミミズを作ったのだな。

来年はわたしの手帖にミミズが棲むことはないな!と思う。