寿司

焼き鳥とお寿司、どちらを死ぬ時に食べたいか?と訊かれると非常に悩むので

死ぬ時はどちらも食べないと思う。

それほどどちらも好きなのだ。

数ヶ月に一度くらいの割合でいく新千歳空港内にある寿司屋。

すっかり馴染みになってしまった。

新千歳空港という多数来客がくるであろう寿司屋で何故馴染みになったのか定かでないが

先日は数メートル先から向かっていると「髪を切られたのですね」と店のレジ係が暖簾を押して迎えてくれた。

こんな環境で馴染みの店ができるのは砂漠で水道の場所を見つけたような喜びがある。

私は焼き鳥も寿司もカウンターが好きだ。

手仕事を見るのが好きなのだ。

ついでに板さんと話せると知らない世界を垣間見れお酒がさらに旨く思える。

たしか新千歳空港の寿司屋にいくようになったのは2年ほど前くらい。

当時は2合の冷酒を楽しんでいたが、今では熱燗の北の誉れが好物で

しかも1合ワンコインで飲めるとは大変ご機嫌なお値段。

今回は飛行機時間に余裕があり、板さんもいつもよりおヒマそうだったので会話が弾み

初記録4合を呑みあげた。

さすがにこんなんで飛行機は大丈夫か?と荷物検問で気にしたが

さーと通り、後は酔いに任せて機内では爆睡だった。

4合とは女性の可愛さを超えた量と反省しつつ、

多分、当分やめられないだろう。これ。