生きている限り、人はあらゆることを感じる。それは瞬時の感情の選択の連続による。その感情の幅、深さをつくるのは自分の思考に比例する。そして、その思考は人生を作る。
感じたことを留めること。
それは誰かの言葉の写しではなく、自分の心の根から芽生えた若葉のような詩でありたい。
それは北国の冬山に寄り添う、上弦の月のようでありたい。
人は一度は想うだろう。なぜ自分に生まれてきたのだろうか、同じ個体がこの地球に一つも存在し無いのだろうと。この世に創られたものは、いつも1つしかないことに気がついていく。