ビンテージへ。

初めてB'zのコンサートへ行ってきた。

稲葉さんと松本さんとの掛け合いで”この真駒内アイスアリーナの天井のギザギザ、ライトが歴史を感じるっていうか、ここに来るとしっくりするね。俺たちもビンテージだからかな”というようなやりとりがあった。

なるほど、うまいこというなと感心しつつ、

おじさん、おばさん化することを全てビンテージというのはよい響きかもと想像した。

日本では古いものを古道具・骨董といい、いらないものを廃品という。

欧米では100年ほど経過したものを「アンティーク」と呼び、

30〜99年ほどものを「ビンテージ」と分けている。

また年数に関係なく単なる中古品を「ユーズド」といい、

過去の流行を模して作られたものを「レトロ」と呼んでいる。

日本の「古道具」と「骨董」の違いは何だろう、
調べると、古道具は過去に使われていた日用雑貨のことで、

骨董品は数十年〜100年以上経過した、歴史的・美術的価値のある工芸品や美術品、

つまり実用品ではなく観賞・収集するための品ということだった。

古道具を欧米に例えるなら「ビンテージ」かといえば、それは違って、

「ユーズド」になる。

ビンテージはもともとワインの当り年から来た言葉で、作られてからの経過年数や、

希少価値、時代背景があるものをいうらしい。

ユーズドよりグレードが高いのだ。

ではおじさん、おばさんを一括りに「ビンテージ」とするのは勿体なく、且つ乱暴だ。

日本と欧米の共有する仕分けの線引きとして「価値があるかどうか」と伺える。

人としての価値。

確かに、某宅の某父を見ていると、健康なのに喰っちゃ寝、あげ膳据え膳で、

掃除洗濯もせず、ただひたすらテレビを見ていると「古道具」扱いになるけれど、

冬に「玄関の前を雪かきしてきた」と言われれば、「おぉ〜骨董へランクアップ!」となる。

B'zの稲葉さん、松本さんは確かにビンテージの区分けにふさわしいが、

巷のおじさん、おばさんはほとんどユーズドになってしまうと言うわけ。

私もか?

いや、姿勢だけでもビンテージを目指そう・・・