どこかのCMのセリフを思い出します。
これがわかる方は昭和生まれでしょうね。
この3ヶ月の間にハワイ(生まれてはじめて)、ロサンジェルス(生まれてはじめて)と立て続きに、お肌に強烈な日光を浴びる生活をしておりました。
その日光からの日焼け防止ですが、私は数年まえから日焼け止めを塗ると痒みがでるデリケート皮膚になっておりまして、この痒くなるのを避けて化粧品に含まれるUVだけで凌いでおりました。
みなさん、ハワイの紫外線が強いの知っていますか?
東京の3倍ほどはあるそうですよ。
それなのにワイキキのホテルからダイヤモンドヘッドまで歩きました。
往復で10キロ、4時間ほど。キャップを被り、長袖パーカーとスパッツ。
その時は、まったく大丈夫だったのです、日焼け。
ただ、その夜、長袖のファスナーの首の空きから胸元にかけて、食べ頃のマンゴーみたいに真っ赤かになり始め、しかもVの字に。
寝てると熱くて!熱くて!冷やすものを求めて、胸元に冷えたペットボトルを置いたり、氷の袋を作ったりと寝てられません。
オーマイガーということで、初めてハワイに来たことを皆さんに自ら宣伝しているVになりました。
さて、帰国しますと顔の鼻の皮が剥けはじめました。
鼻の皮が剥けたのは高校一年生以来だわと懐かしんでいる場合ではありません。
鼻から、今度は口周り、それから頬、コメカミ、オデコ、目の下と、面の皮がほぼ全部剥けてしまいました。しかも剥けてもまた剥けるのです。
そんなに厚かったのでしょうか、わたくしの面の皮。
確かに中年になり、還暦間近で知らずに文句婆さんになる時もあります。
でも心入れ替えますので早く治してください。
そんなわたくしの願いも虚しく、カサカサ、シワシワ、色素沈着と肌荒れ攻撃で、すっかりお手上げな顔。
そうこうしている間にロサンジェルスが間近。
顔の状態は完治していませんが、今回は日本の2倍程度の紫外線らしい。
ロサジェルス日焼け対策グッズ持参で、いざ。
ここも日差しが強いのです。何故かハワイより眩しい。
空気の湿度がすくないからでしょうか。
日傘を刺し、化粧品とUVクリーム(痒くならないように紫外線吸収剤を含まないもの)。
服装も長袖、長ズボンと帽子、ポーチ斜め掛けで、まるでタスキを掛けた運動会の姿。
シワシワに相変わらずなる顔を見ながら、年の皺でなく肌荒れの皺の方がこんなにショックなのかと思いつつ、帰国しました。
少しは赤みもとれ、カサカサエリアも縮小してきたのですが、時折の痒みと鼻水と咳。
鼻水と咳?
病院へ行って血液検査をして調べてもらいましたら「しらかんばアレルギー」。
あれ?海外旅行関係ないの?
先生に疑いの目を持ちながら結果表を覗き込むわたくしに「UV予防せずに日焼けして、肌の防御が弱っている時に、北海道での畑作業でしらかんばの花粉を吸うなり、つくなりして、治らないうちにまた日光の強いところへ行ったことによって肌がびっくりしたのでしょうね」とのこと。
そうなの?わたくしの方がびっくり。何よ、しらかんばって。白樺じゃないの?
「正式名称はしらかんばです」と先生。
この3ヶ月、このような顔で忙しく仕事もしておりました。
身体は至って元気です。
みなさん、お元気でしたか?