エンディングノート

何も正月明けから書く必要ないのだが、

今月は自分の年齢加算月なので、ちょうどよいかもと書き始めた。

開くと、1ページに2項目が綺麗に区切られてある。

生まれ、札幌市中央区の産婦人科病院

体重、出産14日遅れて3800gと母体で肥える。

名前、男の子が欲しかったので用意しておらず、閃きらしい。

幼少期(保育園、幼稚園のエピソード)について、

幼稚園時代、友達と遊んでる写真はあるが記憶は無し。

家の机と椅子の高さが合わなくって心地よく無い記憶。

サンタクロースを見つけるのに罠を仕掛けた。

隠れん坊して釣竿の針にタイツが引っかかった。

ドボンのトイレをしていたら下からバキュームカーが吸い取った。

小学生時代について、

1年生は東京三谷小学校で怖いヒステリー先生に毎日泣かされた。

綺麗な女の子2人とよく遊んでいた。

2年生、東京上北小学校で担任の先生がよくてグングン成績伸びた。

初めてのラブレターとプレゼントを貰った。親友ができた。

3年生、札幌に引っ越し、カルチャーショック。体育のある日はみんなジャージで登校してくるのに驚いた。

4年生、好きな子ができて、その子に会うために学校へいってたような感じ。

5年生、初めてその子にラブレターを出したら、相手の母親にPTAで問題にされた。でも男の子から両思いの返事が来て

嬉しかった。

6年生、小学校最後だから、なんでもチャレンジしようと自分に言い聞かせ、うさぎ小屋係をしてせっせっとキャベツを調達した。うさぎがウサギにのると子供ができると教わった。小学1年生の面倒を見る係になった。毎朝、紙芝居を借りてきて読み聞かせ、帰りは家まで送るということをした。運動会の鼓笛隊の指揮者になり、卒業式は謝辞を読む人をした。

中学生時代、

一年生、私立に入ることになり、好きだった男の子にそれを告げることもできず、入学などしなければよかったと毎晩泣いていた。部活に目覚め、先輩後輩でしごかれ、2年生の時に胃腸炎になった。

2年生、国語の先生が偏見な授業をするので背を向けて机を並べる抗議を誘導して授業ボイコットをした。先生はその後、辞めていった。大腿骨が硬いのでこれ以上が運動は無理となり、3年に上がる前に部活を辞めた。父から頑張っているな、偉いなと思っていたんだぞと言われ、一層悲しくなった。

3年生、毎日どこかに吹き出物がある顔。部活やめて一気に6キロ太った体。窮屈な学校生活にイライラして、うるさい家庭生活に滅入って、何度か家出しようと思った。

。。。。とここまで書いていて、これを誰に読んで欲しいのか?と乱れた字のエンディングノートを眺めパタリと閉じた。

なんだか酷い精神状態が続いた時代だと書いている自分が驚く。

まだ15歳までしかきていない。

これ、続き書くのか考えよう。