33年がかりのこと

かかってしまった。

33年も。

大卒で就職したての私がテレビで発した言葉

「将来の夢は自分のアトリエ をもって作品を作りたい」

なんとまぁ、道端に転がっているようなよくある言葉。

その自分の発した言葉の呪縛を解くのに33年もかかった。

ずっとアトリエを持つことを自分に課していた。

 「アトリエであなた何つくりたいの?」と33年も問い続けていたのだ。

それが定まらなくて何やかんやと手を動かしていたが、心が纏まってこないことに悶々と過ごしながら、

ここ最近、やっと作りたくでうずうずに成った。

やりたいことが定まったから場所がほしくなったということ。

そして小さいアトリエを先週借りた。

アトリエを持つことの意味を33年も考えてにに、やることが定まったら借りるにに1ヶ月もかからなかった。

kaolinecupとは正反対のことをするアトリエ。

よく33年も諦めもせずにとうとうきたなと思う。

いつまでもあると思うな健康と金である。

いまならできると思った。