真っ白い

終わりなく

雪の舞い降りてくる先の天を見上げ

随分高くから落ちてきただろうこの結晶は

この地でよかったのだろうかと

辿り着いた地に思いを馳せるのだろうか。

ただただただただ

白く染めるこの雪に温度があることを

人はどこまでしっているのかと

はらりと握るもすぐに溶ければ無いものとなる。

 

雪国での便利なことはなんだろう

過ごすことの良さはなんだろうと

改めて雪が降る暮らしの中で生きるひとの大変さを思う。