接客

人の言葉がちょっと怖いなと思う。

そういうわたしも知らずに人の心を痛める言葉を言っているかもしれない、

そう思うと、またまた言葉が怖くなる。

言葉というか、言葉を発する人そのもの。

SNSのコメントなど読むと、だんだん悲しくなってくる。

怖い言葉が多い。

そんなことを最近感じていたところ、

先日インターネットで買い物をしたら外国人が運営するサイトだったようで、

買い物の品がなかなか来ないのである。

支払いは済ませているし、海外注文だからキャンセルは不可だと書いてある。

問い合わせに対応する日本語も変な文章のメールがやっとくる。

諦めていたら1ヶ月近くで品が届いた。

開けると頼んでいない商品で、品が足りない。

対応をしてもらうのに、その品の写真を取ったり、メールの返事を書いたりする時間と労力がとても勿体ない気がする。

あちらの非でこちらが疲れるのは何か違う。

こちらからあちらへメールしているうちに言葉数も少なくなり、そのうちよろしくお願いしますも書かなくなってくる。

くたびれたサイトでの対応に気晴らしに外へ買い物へ行くと、

お店の店員さんに「その靴かわいいですね」と褒められ、「ありがとうございます!」と返す私。

あぁこういう会話の接客が醍醐味よねと少し元気になって帰ってきたのである。