鎌倉へ行った。
ちょうど紫陽花の時期とあって、北鎌倉から江ノ電沿線の寺は観光客で混んでいる
2人、3人、4人、ひとひとひとが行き交っている
神様の前へ我先にと人を押しのけて拝んでいる
紫陽花を撮るのに必死で足元の草花を踏んでいる
ホームの限りあるベンチは賑やかで杖をつく住人たちは座れない
そう、いろんな場面が目に入る
そしてわたしも、一人わたしは違うと思いながら道の蟻に道を譲ることなどしていない
金、金、金とむしる人
神、神、神とすがる人
欲、欲、欲と貪る人
幸せを求めて
どんどん遠のいている