暮らしが仕事、仕事が暮らし

 先日、久しぶりの京都を旅して好い言葉と出逢えた。

「暮らしが仕事、仕事が暮らし」

わたしは何せ引越し25回もしていると旅して生活しているようで、生活が根をはらない旅人である。

トランク一つあればよいという人生観で高校生の頃に革のアンティークのトランクを買い求め

それも今ではトランクが9個にもなっている。

仕事のほうも名刺は20種類ほどもっており、アルバイトや副業などいれると30種類の仕事をしてきた。

このまま増えてトランプでもできるかと、どこまで増えるかこの先もわからない。

そんなトランクやトランプを増やしながら旅する人生は結構すきなのだが、

 今の暮らしはどうだろう、仕事はどうかなと省みていたこの頃、この言葉と出逢った。

「暮らしが仕事、仕事が暮らし」

暮らしも仕事といえるんだ、仕事は暮らしといえるんだ。

なんだか嬉しく、気が楽になった。

『よし、好い言葉に出逢えたから乾杯しよう!』

「おいおい、まだ昼間だよ」

『いいんだよ、暮らしは仕事なんだから』

「なるほど、じゃぁこれも仕事のうちだ」

カンパーイ!