暮らしのなかで

好奇心に基づいて忙しくしていることもあれば

朝から夜まで机で何やらしていることもあり

半世紀の命を使っても宇宙のため息にも満たないそんなわたしの暮らしの中で

時折、思い出す言葉。

それは父や母の言葉だったり

励ましてくれた祖母や

何気なく書かれた先生の年賀状の言葉だったり

ノートを千切って書いてくれた友達から言葉。

ふつふつ、プクプクと何かの時に思い出す。

あぁ 知らずに心にハマった言葉らに随分わたしは支えられていたのだと

ため息にも満たない命の暮らしの中で思い出している。