同じ時刻に過ごすとき

部屋の窓から昨日乗っていた同じ時刻の電車が通るのを見ていた

昨日はあの電車に揺られて帰宅したのだ

久しぶりの手伝いで少々疲れた体を腰掛けることなく駅にたどり着いた時

東京で暮らしていることをやっぱり少し好きだなと思った。

今夜は飲み慣れないウヰスキーを飲み始め

カランコロンと氷の音を立てながら徐々に溶けて薄くなる旨さを楽しみながら

一人の時間もやはりよいものだなと思う。