ここ最近の金曜の夜に訪れている店へ
訪問先の店主と食べようと好物の食材とワインを買って電車に乗り込むと急に子宮が痛み始めた。
クリスマス前の三連休は訪問先は混むだろから、尚更今夜は訪問して手伝いたいところだが
手伝って帰宅の混雑の電車で汗をかいている自分の姿が脳裏に浮かびUターンして帰宅してしまった。
数年前なら「「えーい、ままよ」とそのまま予定通り電車に揺られて訪問することだろう。
帰宅の電車内で子宮の痛みに顔を歪めている自分など考えなかったのではないか。
店主の好物を買いまでしてUターンする自分に、歳を重ねた知恵なのか、老婆心なのか、老いなのか、
と自問をしながら酌み交わす筈だった赤ワインを自宅でグラスに注ぎソファで居眠りをした夜だった。