昨年末の40歳代最後から始めた断捨離が今年になってさらに加熱している。
ムカデが住んでいるのか?という程の靴の数
要らない思い出のオールドな小物
一度来たら2度目着るのはいつだ?と訊きたくなるインパクトのある服
そんな寒い場所で暮らさないでしょう⁈というモコモコ下着
着ていたらむしろ撃たれそうな毛皮のコート
シャネルのバッグより高校生の時に買ったアンティークバッグなど、選り分けていると結局、無名のヒーローが残る。
「物達よ、次の主のもとで幸せに暮らすのだぞー」とリサイクルへ送り出すと部屋はますますガランとなった。
あぁなんてすっきりと気持ち良いのだろう。
満足しているところに母から電話が来た。
「ハイ。モシモシ?ドウシタノ?」という私に
「今家なの?」と訊く。
「イエヨ。ナンデ?」
「だってあなたの声、響いているわよ。まるで宇宙人と話しているみたい」と母。
部屋に反響を妨げるものがないからだろう。
しめしめ、断捨離成功!