本など子供の頃は読まなかった。
時によって読み方が違う、日本の漢字にも馴染めなかったせいもある。
そんな子供だったが書くことは好きで心の吐露を詩や文にしていた。
小学1年生からの作文は赤い花丸が付いていた記憶が有る。
中学生の時に書いた夏休みの宿題で弁論大会に出ることになりひどい緊張したこと、
高校生の時に聞き語りの手法で書いた祖母の戦争体験の話など国語の先生に褒められ披露されたことも
脳裏に焼き付いている。
大学受験の時に書いた作文も入試で3番目の点数だったと先生があとで教えてくれたこともある。
だけど、あれこれ褒めらた原稿用紙はそれから一度も私の元には帰っていない。
入試はともかく、時折、無性にその頃書いた原稿を読みたくなる。
先生、あの原稿用紙、今どこにあるのでしょうねぇ。
あの時書いた言葉は今、どうしているのでしょうねぇ・・・