桜が芽吹いた頃に我が棲まいの庭先から鶯の声が聞こえるようになった。
近くにいるようだが姿は見えず。
昼を過ぎるとその声は無くなっている。
「ホーホケキョ」の甘いさえずりは何故鳴いているのかと気になり調べてみた。
それによると、ホーホケキョと鳴くのはオスだけで
”自分の縄張りはここです”と他の鳥に警告しており
”縄張り内は危険はないよ”とエサを運ぶメスへの合図も兼ねているらしい。
ホーホケキョの後に時折続く「ケキョケキョケキョ」は縄張りに侵入したものへの威嚇だそうだ。
こんな愛らしい鳴き声で威嚇になるのかと老婆心が芽生えるが
日本を代表する鳥らしく品よく美しく姿を見せず、なのだろう。
私はてっきりホーホケキョ、ケキョケキョケキョの最後の連呼するケキョは
出血大サービスで鳴いているのだと思っていた。