月一度の

ふぅ、やっと終わった。

約3時間。

私は体にフィットする上下真っ黒のモジモジ君の格好。

月一度の恒例儀式だ。

掃除機をかけ、

床、巾木、棚、洗面所、電化製品と下から上に向けて雑巾がけをする。

それが終わると雑巾を変え、窓拭き、鏡磨きをして、

最後に床を拭いた雑巾で玄関の扉、玄関のタイルを拭いて、

玄関にペパーミントのオイルを吹きかけて完了する。

手を動かしている間、

「ねぇ 何も1回で済ませないで、今日は床、明日は鏡と分けては?」と自分に話しかける。

・・・・・。

「こんなに一気にするから、もうヘトヘトよ。午後から何もできないわ」とまた話しかけてくる。

「いいえ、これからお風呂に入りながらお風呂掃除もございますよ」と返す私。

「ひゃー もう一気はそろそろ変えようよぅ」

確かにこれまでも儀式の日が来るとぐったりするので、小分けに掃除を試みたことはあるのだが

輝くすっきり感が格段に違うのだ。

あっちこっち見渡しても”キラリん”と気持ち良く光っている空間がたまらない。

だから一気でないと効果がでないのである。

しかしこの一気も体力と相談が必要かもしれないと感じるこの頃。

自分との対話が増えているもの。