子供時分、友達が訊いてきた
「ねぇカオラインはどんなタイプの男の子が好き?」
タイプなどなく、理想もなく、この顔にピンときたら・・という指名手配のフレーズよろしく
そんな程度だった。
一つ挙げるなら、テレビ漫画の「デビルマン」でテレビの中では「アキラ君」と言う名。
なぜか無性に好きで、主題歌からエンディングロールまで息をする間もないほど魅入っていた。
同じ時に、2つ離れた姉はゲゲゲの鬼太郎を好きだというから不思議でならなかった。
どこがいいのか尋ねたがなるほどと思う答えではなかったようで、今は思い出せない。
ただ覚えているのは少ししてから姉が前髪を垂らした男の子と交際をしたことくらい。
でもそんな小学生の好みも三つ子の魂100までなのか、
最近、やはり姉はゲゲゲタイプで、私はアキラ君タイプなのだなと思う。
何故ならそのアキラ君の名前は不動明で、まさに空海さま。
随分昔からご縁があったなのだと驚く今日である。