私の好きな掃除の一つ、雑巾で床を拭くことである。
これを友人に話すとルンバで掃除しているとしか思えないと言われ
そんなに怠惰な印象なのかと気落ちするが
本来、私は子供の頃から床拭きが好きである。
しかし、この床拭きもタタタタターっと
渡り廊下や縁側でよく女性が雑巾かけするタタタタターのあのやり方。
私のこのタタタは13歳の部活での体育館の床拭きが始まりで、
自分の拭き通った道が綺麗になっているのに快感を味わったことに始まる。
自宅では裸足になり床をタタタとする。
そうすると足裏からも喜びがじんわりと体に感じて
心まで綺麗に拭かれたようにすっきりする。
ただこのタタタ、せいぜい60平米が限界かもしれない。
起き上がるたびに貧血になる。
明日死にますとお迎えが近づいても、ギリギリまで裸足でタタタをできるおばあちゃんになりたい。
それほど床拭きは気持ちのよいものなのだ。
ぜひお試しを。