今月1日に20数回目の引越をした。
やっとインターネットがつながり
毎日、森林で買い物をしてはねぐらを整えるツバメのように
せっせこと住いを整えている。
今日、領収書や書類らをやっと片付けはじめた。
いよいよねぐらの整えも最終段階である。
これまでの引越で大切なものが割れたり、消えたりする経験をしたが
今回、今迄にないことがあった。
ここ数年の領収書や書類やらを片付けているとあちこちに赤いマジックで
「支払い完了、ありがとう」
「要済み、ありがとう」と
直筆の”ありがとう”と書かれた紙が出て来る。
ここにも、そこにも、何枚も何枚も”ありがとう”と書かれている紙が。
何もこんなにあちこちに書かなくても・・・・と自分に笑ったが
ん、待てよ、
もしかしたら私、この書いている数だけ本当はとっても辛かったのではないかと思った。
”ありがとう”と書いたここ数年間の私の心の引き出しを見たような気がした。
この新地に辿り着き、私もありがとうを書きながら新知を得たのかもしれない、
そう感じた今回の引越。