ブルーデイジー

毎朝、バルコニーにあるプランターで暮らすブルーデイジーの花の後ろ姿を見る。

彼・彼女らは出来るだけ背を伸ばし、首を伸ばしてバルコニー越の陽射しを受けている。

居室内のわたしにはおかまいなしで、こちらは後ろ姿しか見えない。

そのブルーデイジーの花びらを陽射しが通り花弁の筋が見える。

花弁の中は陽射しで一杯になっている。

陽射しを求めてぐぅーっと

あのくらい伸びなくてはいけないのだな。

毎朝、後ろ姿を見て思う。