今日はこれからヨガ教室へ行く。
日々点々と暮らすわたしが習い事を続けれるのは珍しいことで
よほど惚れ込んでいないと続かない。
月一度のヨガ教室で先生達や生徒さんと会うのも楽しみの一つなのだ。
昨月、ヨガをしていると何処からか「がー がー」といびきが聞こえて来た。
こんなすぐにいびきをかくとは羨ましい。
その世界にすぐ行ける方か、又はとってもお疲れの方か。
目を瞑りながらポーズをとりあれこれ想いが浮かんで来る。
あーこれでは邪念だらけで無心になれないな。
そこへ先生がタイミングよく言い放った
「頭にいろいろ浮かんで来たら、その考え事、想いを葉に乗せて目の前の川に流しましょう」
ほほーなるほど、葉に乗せて流すのだな。
しばらくの間、調子よく邪念たちは葉に乗って流れていたが、
川が狭く葉が詰まり始めた。
こりゃ川を広くしないといけないな。
すると川は広くなりまた快適に流れはじめた。
こんな広い川に葉だけ流れているとは贅沢な話しだな。
思っているとプカプカとカッパが流れて来た。
何なにカッパ?なんでカッパが流れて来るのだ。
よくみるとカッパはこちらを向いてあっかんべーをして笑っている。
あ、しまった。邪念に負けたと言うことか。