仕事で都内の銀座に通っている。
銀座は子供の頃から憧れの街であり、好きな街だ。
この銀座、実は静岡市にあるのが本家?である。
俄か記憶で恐縮だが、徳川家康が終の住処にした静岡には家康の為に作られた軌跡が随所にある。
鷹匠を趣味としていた家康は山がない平野に鷹を飛ばせる場所を作った鷹匠という町名がある。
家康の家の回りには武士の家々が街を作っており、今もその土地には大きく立派な家が建ち並んでいる。
また家康がお茶をこよなく好んだことで茶畑が盛んになり、武士を廃業した人が多く営んだきく。
袴を染める紺屋がある紺屋町。
商人が多くいた呉服町。
そして金庫番が多くいた銀座町。
これらが静岡から都に移り、新たに設けられて今に至っているらしい。
静岡の銀座は今では銀行が数店ある程度で華やかな印象はまるでない。
昔の都内の銀座も昔はかなり地味だったそうだが
お金を借りに、お金を納めに、お茶を酌み交わしながら商談をしたということで
カフェや喫茶店が多く建ち並んだとか。
最近の銀座は大型店舗が多く、これからの軌跡はどうなるのだろう。