
「人生は旅のようなもの」そう口ではいいながら実際旅のように生きている人は
どのくらいいるのでしょう。
その旅というのも皆それぞれイメージが違いますね。
旅、それは
温泉巡りをすること
世界遺産を観に行くこと
美味しい料理を出していただくこと
あちこち飛び回ること、
様々です。
「旅する様に暮らしたい」これもどんな暮らしなのでしょうか。
毎日が同じ場所で寝起きしないこと
驚きや発見がたくさんあること
バックパック一つで生きて行けること
周りに変化が多いこと、
こんな感じでしょうか。
私が子供の頃、世界を何周も回って海外を取材した番組がありました。
確か30年ほど続いた長寿番組です。
一人の女性がレポーターとなって現地を取材するのですが、
その彼女も今では現在85歳くらいと思います。
年頃の時は男性からの求愛は引く手あまただったと思いますが今も独身で
以前インタビューで「結婚する意味がわからない」と応えていました。
何かに執着して「これが無ければ」「これが在れば」というものが
一つでもあればそれは旅をしていないことなのかも知れません。
いつでも身軽でいなければ、旅はできない。これも執着です。
時間があれば旅に出れる、これもまた執着と思います。
真の旅する生き方について考えるのも楽しいですね。
そんな毎時も旅をしているのかもしれません。