
丁度今、映画「私が靴を愛する訳」という靴にフォーカスしたドキュメンタリー映画が日本でも
放映されています。
靴が自分の大切なツールになったのがいつからか定かではありませんが
18歳のころから故高田喜佐さんのブランド「KISSA」が好きで大学時代はずっと履いていました。
社会人になるとスーツに合わせてヒール靴を履く様になりました。
「1日履いたら3日休ませる」靴の扱いのルール?もどなたかに教わり、
ソールの張り替え、ヒールのカガトのケアなど修理屋さんに良く出していました。
20代の頃に修理屋さんのおじいさんに「大事に履いているね」と褒めらたのが嬉しかったことを覚えています。「数えきれない程の靴を修理しているとその靴を見れば持ち主の人柄がわかるんだよ」と話してくれました。そのとき、大切な足を包んでくれる靴を丁寧に扱おう、と心に誓いました。
好きだった高田喜佐さんが以前「私が靴を好きなのは、大地に最初にキスするものだから」と言っていました。
先日、どうしてもイメージする靴がお店で見つからず、オーダーをしてイメージの靴を手に入れました。その愛おしさはまた格別です。
20年くらいは履けるでしょうか(笑)。