
大学に入学してすぐに、絵本作家になりたくて
退学して絵本の専門学校に入り直そうかと悩んだことがあります。
退学せずに卒業しましたが、絵本作家になりたいという夢は随分長い間、わたしの夢でした。
絵本は様々ありますが、わたしは少ない言葉と、洗練された線で描かれたゴフスタインの絵本が大好きです。
1番最初に読んだ「ブルッキーのひつじ」はひつじの愛らしさも、ブルッキーのほのぼのした
かわいさも、何度読んでも心が温まります。
リズミカルな言葉、無駄の無い世界はゴフスタインの悟りの世界のようです。
作家 M・B・ゴフスタイン
1940年、米国ミネソタ州セントポール生まれ。女性。
ベニントン大学で美術・詩作を学び、卒業後、絵本の制作をはじめる。
1972年、ニューヨークタイムズ紙・年間最優秀児童絵本賞
1977年、コルデコット賞次席などを受賞。
子どもだけでなく大人の心にも響く絵本を、多数発表している。
現在、ニューヨーク在住。