芹沢銈介展 「暮らしにとけこむデザイン」

昨日5月13日が最終日の芹沢銈介展へ行ってきました。

静岡生まれの芹沢さん、彼の作品に出会ったのはここ静岡で、今から26年前です。

私は暮らしを楽しくするデザインに興味があり、また版画(シルクスクリーン)の色の重なりとズレがたまらなく好きです。

昔のマッチ箱のデザイン、版画刷のぽち袋、鳩居堂のシルクスクリーンや月光荘のポストカード、

竹久夢二の生活雑貨をデザインし販売していた港亭、ウイリアム・モーリスのアーツ&クラフト活動、

暮らしの手帖の花森安治、そして芹沢銈介に魅了されます。

デザインは人の心を豊かにすると信じているからです。

私もそう思います。

デザインされた空間で生きているとその人の人生も彩り豊かな、心地よい空間になると思うから。

 

26年ぶりに訪れた静岡市立芹沢銈介美術館は、忘れかけていた私の原点を思い出させてくれました。