私のお茶、私の茶葉と茶畑

山裾のご自宅の庭の続きに、猫の額ほどの茶畑をもっているおばあさんがいます。

おばあさんは自分のお茶の時間に美味しいお茶が飲みたいからと、自分の為に茶葉を育てています。

そして新茶の頃に、親しい友人にお茶をふるまっています。

なんとその猫の額の畑から作られるお茶の味は、某有名な茶畑のン万円にもおとらない美味しいお茶なのです。

遥か昔はお茶は高級なもので、紅茶同様宝石のように扱われていましたが、今は庶民の日常の飲み物なのですから、ん万円などしては気軽に楽しめませんね。

このおばあちゃんの、自分と友人が飲めるくらいの量を育てて、みんなでお茶を楽しむ、そんな時間が今は宝石よりも価値のある時代になっている気がします。