人や出来事は予測つかなくやってくる。 それを人生というのかも。 予測つく出来事は生活。 そんな風に最近は思う。 先日、出張先のホテルで夜に何気にテレビをつけた。 フランスの1910年から1960年の歴史を知るものだった。 そこに黒人の女性が歌を唄い、腰にバナナをつけて踊り、人種差別に嫌気をさし、...
ゆっくりしたい時はレコードを聴いていますと人に言うと、 「今どきレコードを聴くとは珍しいですね」と言われる。 今ではスマホで何でも聴ける時代。 いちいち”よっこらしょっ”と立ち上がり、A面をB面に変えるなどしなくてよいのだ。 それが5年前に、フランク永井の歌うWOMANを何かの拍子で耳にし、あまりのキュンとする懐かしさに...
多忙の日々にコロナやインフルエンザなんぞにかかっている場合ではないので、 日頃の生活で免疫アップの努力はしているが、何故かこの数ヶ月、 東京へ行って帰ってくると喉や鼻の調子がおかしくなる。 東京は得体の知れない菌が膨大に飛び交っているのだろう。 これだけ気をつけても移ってしまう。...
あれは忘れもしない、実家がまだ木造建の昭和の香りがプンプンする家のころ。 2階の私の部屋に珍しいことに父がやってきた。 机に向かって座っている私をよそ目に部屋をぐるりとみて言った 「金子みすずという詩人を知っているか?」 「知らない」と私。 「お前のような詩を書く人だが、お前よりも可愛らしい繊細な詩を書く人だ」...
私の父の誕生日は11月3日。 といっても戸籍上で、本当の誕生日は8月らしい。 先日、3日で父は90歳、卒寿になった。 その前の晩に、私はベッドに入ってふと思ったのだ「父も本当の父のことをもっと知りたいだろうな」。 私の実祖父は肺結核で子(父)の誕生を知らずに30歳で療養所で逝った。...
私の大学進学は木工の工芸デザインへ進みたくて東京のある大学を目指していたのだけれど、 両親は親元を離れて東京暮らしをすることに猛反対し、 私の選択肢が限られ田舎の自然が有り余っている処に立つ大学にした。 一人の大学生活。 初日からストーカーにあい、 通学時のバスの中では髪を切られ、 下宿場所を言いふらされ、 通いの銭湯の道では冷やかされ、...
最近、立て続けに言われて気になる言葉がある。 「長生きしそうですね」 長生きしそう、と言われて喜ぶ人はどれほどいるのか。 少なくても私は喜ばない人に一票。 その理由、 1、がたいが大きい人と見られている 2、草の根食べても生きてやる根性が垣間見れる 3、叩かれても鈍感で痛がらなそう 4、鍛冶場の馬鹿力を持っている感じ...
ひょんなことでブログを書かない暮らしに苦しくなっていたところ、ブログのファン歴の長い、いちファン様よりメールを頂戴し、カーンと再びリングに復活した私ですが、 誰だか存じ上げないファン様が、実によく私という生き物を表現されていたことに、驚きと共にそうなのね私って、と教わった次第の先日。...
今年の初夏から毎朝、逆立ちをするようになった。 きっかけは顔の肉の引力抵抗。 つまり、顔の肉を少しでも下がらないように、逆立ちをしたらいいんじゃない?という単純な閃きが始まり。 エイヤ!と壁に向い逆立ちして30を数える。 すぐ鏡を見ると丸くなった真っ赤な我が顔。 一瞬、皺がなくなる。...
あまりに暑かった夏。 長めの不在時は出かける前にせっせとバルコニーの鉢たちに水をあげるが、 それでも3日以上も不在すると帰宅した時に見る干からびる寸前の姿が痛々しい。 中でも姉から譲り受けた4鉢のブルーベリーは超乾燥との戦いである。 ちょうどよい日陰を探して右へ左へと鉢を動かす。...

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